東京の神田まで出張研修に行ってきました。
全国の公共牧場の場長とか管理している役場の人とかみたいな
みんな肩書を持った偉い人たちが参加して勉強する研修会です。
そんな中に、肩書すらない上に正規職員でも無い「嘱託職員(牛舎リーダー)」という
わけのわからん若者が乗り込んで勉強させていただきました。
ここで得たことは、今いる牧場へ還元し、のちの自分のスキルとして
持っていきたいと思い飛び込んできました。
初日の講習では、やはり技術的な内容に興味を惹かれ、
教科書にしたい実践例に出会えることがあったのが大収穫でした。
基本的な4つの原則。あとは、その講演をしてくださった方の
「もっとも」な感性に触れることができたのが大きかった。
再度、自分のしている作業を見直して、
もっとそういう目線から牛を見ていくことを大切にしようと思いました。
意識している「つもり」になっていること、結構ありました。
いつの間にか「そういうもの」としてあきらめている事、結構ありました。
2日目は、うーん。どうじゃろ。
ディスカッションという名目で、各参加牧場の現状と課題をみんなで考える
といったものだったようですが、結局なんの身にもなっていないような気がしました。
それは良いとか悪いとか。環境を理由にして逃げ回った発言を繰り返してたり。
「本気で立ち向かう気ありますか?」と、感じることがしばしば。
アドバイスする側も、「俺はこんなに頑張ったけどね!!!」みたいな。
根本に迫る、相手の悩みに寄り添った研究はなされていなかったと思います。
もったいない半日でした。
それを差し引いても、初日の講演が素晴らしかった。
月曜日からの仕事が楽しみです。