牧場で働くaochanの生活をリアルに配信



平成26年4月を迎えます。
黒部での生活が4年目に突入します。


2010/12/31

12/30 @妙高杉ノ原

朝の搾乳をしてから妙高高原杉ノ原スキー場に行ってきました。
毎年恒例の新潟大学競技スキー部OB&OG忘年会の2日目のゲレンデ滑りに参加。
本当は初日からクロカンして、夜は歴代の先輩方と飲んでってやりたかったけど、仕事だから仕方がたない。なんとか休みを頂けた事に感謝。飲み会には多くの先輩が集まったようで、本当に行きたかったなぁ。でも、存分に楽しんできました。

妙高杉ノ原では主に三田原ゲレンデでジブしかないパークで擦りまくってきました。基本的に杉ノ原パークのレベルは高かった。サイドインも高さがあってしっかり飛べないと擦る事すら出来ないし、サイドインがダウンの細い丸レールだったり。レインボーBoxがかなりけばだってて逆エッジになりそうで怖かったり。アプローチも結構狭く、真中が掘れていてinする所から難しかったり。でもいっぱいアイテムあって凄い面白かった。そして、コース外に何者かが作った2m級のポコジャンでかつてないほどナチュラル3をメイク出来たのは大きな収穫。ちょっと踏切が弱かったけどね。グラトリもだいぶ乗ってきました。

OB・OGの方々もみなさん元気そうで、年を取らないなーって感じるのは自分も年を取っているからなんだろうか?と思ったり。楽しかった。

三田原山頂にて、集合写真を撮影してもらう前の雑感の一角

滑り終わって食べた定番のニューミサ「みそら~めん大盛り」奥が普通盛り

2010/12/29

シミュレーション2年目

前回のシミュレーション1年目から少し時間が開きましたが、1年目のデータを改善しながら2年目の経営シミュレーションを作成して見ました。
1産目の能力は7600kg/305d。2産目の能力は9000kg/305dで行っています。
なお、新規導入は無しの設定で、2産目の分娩で2頭死んだ事になっているため、1年目の1頭と合わせて3頭がいなくなり、17頭に減ってしまっています。
やはり、頭数が減るっていう事は現金収支に大きく影響があり、経営的には苦しい状態が続きます。また、育成牛は増えていくのでキャッシュフローは1年目と然程差がない状態になりました。
重要なのはやはり乳を出せる牛の頭数を如何に多く保つかの様。「借金してでも牛は減らすな」って言葉を聞いたことがありますが、その言葉の持つ意味を机上で体感。
今後は3年目のシミュレーションまで行った後、25頭、30頭導入で頭数を変えてシミュレーションをしようと思います。はたしてどのような結果になるか。

2010/12/27

12/26 @Kagura

昨日、1日お休みを頂きまして、今シーズン2度目のスノーボードに行ってきました。メンバーは今回もスキー部の先輩と後輩。今年は小雪の影響で、新潟で、まだまだ満足に滑れるのはかぐらスキー場くらい。湯沢のスキー場は今年もかぐらの一人勝ちになりそうです。
先週に続き、昨日も凄く天気が良かったです。パークアイテムは、2mキッカーが3連になっていた位で他には変更はありませんでした。私達は、終始4mキッカー→フラットダウンボックス→ワイドボックスもしくは4mキッカー→ナローボックス→サイドインダウンレール→ドラム缶で遊んでいました。遊んでいたというより、ガチ練習でした。
後輩のフリースタイルスキーヤー「コーへー」は540の練習。先輩フリースタイルスキーヤー「シュン」さんは、ほぼ保護者状態でビデオ撮影やコーチをしてくれながらのグラブ180とか540祭り、フレッツェルをやって私達を相変わらず盛り上げてくれました。
私は、BOXが絶好調で意味も無く、ぐりぐり回しまくってました。そして、キッカーを練習し始めたのは昨年3月からのペーペーなので、今はフロントサイド360(FS360)を練習しているところです。昨日の現状では、踏み切りはタイミングが良くなってきて、結果的に360回っているんですが、空中で1度ブレーキがかかるという状況。見ていて、超カッコ悪い初心者スリーです。練習している最中は、踏み切りと先行動作のタイミングのマイッチングが主な原因かと思っていました。が、先輩に撮影してもらったビデオを帰ってきてから見ると、明らかな原因が判明。それは、先行動作のかけ方が違う。見ていると、先行動作のかけ始め、踏み切りは思ったほど悪くないんですが、かけ方が、左肩を開くんじゃなくて、右肩を回す様な先行動作になっていました。ので、180までは嫌でも上半身は回るんですが、そこで一度上半身の回転が止まって、踏み切り後、上半身に追いついてきた下半身の回転が上半身を追い抜いて、それに引っ張られるように上半身が再びついて回る。こんな感じになっていました。
要は不細工。
この状態を改善するには
①左手と頭で先行動作をしっかりかけて、それを270くらい回るまでやめない事。
※踏切をおろそかにしない(しっかり踏み切る&エッジを掛けないでストレートに入る)
単純だけど、それだけ。それだけの事が出来てなかった(やってる気になっていた)
幸い、撮影を行っていない午前中は1度、凄く綺麗に360回って余裕を持って着地も完璧だった飛びが1回。先輩も「あれは良かったのに、なんでできなくなったん?」と言ってもらえたし、その空中で味わったかなりの余裕のある時間帯は、忘れられません。その感覚があるのは有難い。その他にも、グラブを入れて回ったのも1回。回転不足になったけど、あの空中での感覚もかなり余裕があった。その感覚を次回目指します。その為にしっかりイメージトレーニングしておきます。
いやー、ほんとビデオは参考になる。きっと酪農経営も、そういう視覚化出来るものが有るのと無いのとでは絶対に改善スピードと質が変わってくると思う今日この頃。

って、無理矢理酪農に絡めて終了。ちゃんと勉強もします。

Prince Snow Resort かぐらスキー場中腹より撮影

2010/12/24

クリスマス・イブ

今日はクリスマスイブです。
日本には-30℃クラスの大寒波到来で、ここ木島平村も激しく寒い夜を迎えています。
全国的にも広い範囲で雪の舞うホワイトクリスマスになるんではないでしょうか。
私は、今年のクリスマスも特別何もない感じで過ぎていきそうです。そんな感じで私にとってのクリスマスは近年、中止が続いています。
友人、先輩、後輩からは、「新恋人が出来た!」って話を聞きます。「結婚します(しました)!」って話も聞きます。「一人になったー!」って話は聞きません。世の中、幸せで溢れています。クリスマス、イイネ!!
そんなこんなで、私が働かせていただいている牧場でも夕方のお茶の時間にクリスマスイベントが勃発しました。奥さん手作り(市販のスポンジケーキに生クリーム等トッピング)の特性クリスマスケーキと手作りピザを皆でむしゃむしゃ食べました!マイウーでございました!
そんな感じで、今日の夕方までクリスマスイブだって事を完全に忘れていた俺には、ものすごいサプライズで楽しんじゃいました。
クリスマス、良いイベントじゃと思います。世の中がワッと明るくなる。幸せになる。幸せを夢見る2日間。

皆に Happy Merry Christmas!!

2010/12/22

コンポストバーン

コンポストバーンという牛舎方式で牛を飼おうとしている私です。
なので、必死になって情報を集めているのですが、このシステムが始まったのはミネソタ州で2000年に入ってから。マダマダ新しい管理技術の為、情報が少ないのです。
日本ではフリーバーンやルーズバーンは知名度がそこそこありますが、コンポストバーンは「何それ?」的な感じです。
コンポストバーンは一見「フリーバーン」の様ですが、決定的な違いは積極的にベッドに空気を入れて発酵を促すという事だと思います。
そのため、20~25cmの深さで2回/dayの撹拌作業が必要です。これにより、ベッド表面の糞を撹拌し、ベッド表面を適切な状態に保つことができます。また、積極的な発酵作業により、ベッドが発熱し、含んだ水分を空気中に発散する能力にも長けています。そしてベッドの状況を見ながら、適宜敷料を追加投入していきます。
こうすることで、堆肥舎に要する面積と堆肥化作業時間を削減することができます。
また、牛の行動を制限する要因がフリーストールに比べ少なくなり、豊富な敷料の影響で、牛の事故の減少、発情の明瞭化、足腰の強化、生産寿命の長期化が実績として記録されています。
ただ、ベッドを発酵させるので、発生するガスなどを、効率よく換気するために天井を高くとる事が重要。また、ベッドの水分増加を回避するために、水槽の取り付け位置にも配慮が必要で、敷料も籾殻などでは無く、吸水性のあるオガクズやよく発酵させた戻し堆肥等を用いる事が重要になってきます。
んで、英語の論文に牛舎の構造例が記されてあったので解読してメモした。ちなみに100頭飼いの場合の寸法になります。これでいくと、牛舎の間口は最低18mくらいいりそうです。が、これだけの頭数を飼うのに飼槽幅が2mは狭い気がします。20mを超える間口を得るのが難しい場合は、長さを長くすることで対応出来ます。ただしその場合は、ベッドと飼槽を行き来する通路の数を増やしたり、水槽の量を増やす事が重要になってくると思います。そして、この構造を見ていて思ったのは、飼槽の長さ61mは100頭の牛相手には狭いのではないかと感じました。あと、ベッドと飼槽を分けるコンクリの壁の必要性についても考えます。これは管理の上で、重要な要素になると思うので、入念に考えていきたいと思いました。
ただ、休息エリアの必要面積7.4㎡/頭は参考になります。広く保っている牛舎でも10㎡/頭だそうです。
コンポストバーン牛舎構造例

2010/12/19

かぐらスキー場

今日は、1日お休みを頂いて大学のスキー部のメンバーで「かぐらスキー場」に滑りに行ってきました。みなさんご存知の通り、日本全体を包み込む高気圧の影響で、どの空を見ても1日中雲一つない快晴が朝から晩まで。いやー凄く天候に恵まれました。
ただ、今日は気温は低かった。朝、5時に出発して、スキー場までの道のりは終始凍結。俺の車はFFの2駆なので、途中の峠道はホントに怖かったー。登りの所々でタイヤが空転したり、下りの軽いブレーキでもABS作動しまくりでドキドキもの。
スキー場は凄い混んでて駐車場ギリギリセーフで入れた。雪はフカフカで身体を倒してのカービングが難しかったけど楽しかった。
パークのキッカーは4m。リップ好調。ランディングは午後から陰ってカチカチ。ジブはいっぱい種類があったけど、4mキッカー→フラットダウンBOX→ワイドBOXの流れで飛んで擦ってやってました。
キッカーではスリーを少し練習して、その後はリップの踏み切りのタイミングを確認。1回凄く高く飛べた。良い感覚を確認できた。メロングラブは相変わらず好調。スリーは最初は踏切が弱くて高さは出なかったが、回転軸が良かった。けど、後半は踏み切りを意識しすぎて、軸ずれ、回転不足が目立った。肩をしっかり意識して水平を保つ。後はリップの先が見えた時の目線かな?回転不足と高さ不足は先行動作と踏み切りを混同しないようにイメージトレーニングをもっとしておく。そんな感じ。
ジブでは、フラットダウンで90IN→ノーズプレス→テールプレス→270OUTが出来るようになった。ただ、スピン系は不調。まだまだ練習が必要。ただ、成長のきっかけがつかめていない。とにかくBOXの上でもっと自由になれるように、ドンドンBOXに入ってやれる技を増やしていこうと思う。

今回はシーズンイン&ニューブーツにしては、十分満足できる内容だったと思う。
次回に向けてイメージトレーニングと楽しむ方法を考えておく。
やっぱスノボおもしれーナ。やったことない人は是非。一緒に滑ってくれる人、誘ってください。木島平にも滑りに来てください♪

次は、キッカーでスリーとトゥーウィークを練習。BOXはとにかくゴリゴリする。
かぐらスキー場山頂より撮影。

滑った後の皆で食べた夕食「石打ドライブイン」にてビビンバと焼き肉

2010/12/17

シミュレーション(初妊@7600kg/305d) - 1年目

経営のシミュレーションを改訂!って、改訂した傍からまたミスを見つけたりしちゃうけど、とりあえず途中経過を報告します。自分でミスを見つけて、直して、裏付けとってまた直して。これ、結構面白いです。

それでは早速。まずは、シミュレーション結果から。
青のエリアが仮想牛群の大まかな状況です。
4月から始まる四半期に分けて、3か月ごとに5頭ずつ初任牛を導入。
分娩間隔は440日に設定したので、1年目のシミュレーションでは乾乳に入る牛はいません。
♂子牛と♀子牛の比率は1:1にしました。
廃用牛は夏場の第2四半期に一頭出荷した事にしました。
初任牛牛群なので、とりあえず事故は5%とかなり少なめに見積もっています。
次に、緑色の部分が収入の部。
赤が支出の部で、紫色は減価償却になっています。
これら費用は、長野県下の酪農家の実績値を元に、それを多少辛口にしてあります。
結果は以下の通り。
シミュレーション1年目(初任@7600kg/305d)

そして、↓の様に1頭あたりにかかる年間経費を長野県下の酪農家の経営実績を元に作成。
これはまだまだ裏付けが必要で今後の課題。たとえば水道代は1㎥あたり150円として、実際に牛が1日に飲む量とかみ合わせて算出、さらに搾乳機器の洗浄などに使用する水道代etc..なども加味すれば裏付けが取れる。そういう作業をしていかないとと思っています。



↓これが初任牛7600kg/305dの仮想泌乳曲線。

↓そして、この泌乳曲線を元に仮想牛群と、四半期ごとの泌乳量を予測。


そして、それぞれの分娩後日数、と泌乳量から発酵TMRの摂取量を推察して給与量として算出し、単価を乗じてかかる経費を算出。


↓こちらが発酵TMRにかかる経費

↓加えて、泌乳量、分娩後日数に応じた補助配合飼料の給与量も算出。おそらく、費用の関係から搾乳はアブレストになるため、個別給与が可能という前提での補助配合の使用です。



なお、ここまでの餌の計算で乾草分が入っていませんが、乾草の給与量は発酵TMRの予想給与量ではDMIを満たせない分を乾草に置き換えて計算しています。


こちら↓の図は育成牛の牛群と餌の構成を考えたもの。日本飼養標準の計算式を元に作成。
24か月で初産を迎えた場合30万円で収まります。初回分娩が遅延した場合でも35万円程度には収まるかと思います。今回は、生年月日と各四半期における月齢から、下の表を元に経費を算出しました。


と、まぁ。現状はこんな感じです。
が、今既に色々と修正点が見つかっています。
もっと細かく裏付けをする。しっかり、項目の説明、内容の説明が出来るように準備していく。
同時進行で2年目、3年目以降の計画も立てていこうと思います。
とりあえず現在の経過報告でした。

2010/12/16

ホル育成費用

ホルスタインの育成牛を全購入飼料で自家育成した場合の費用を出して見た。
24カ月齢で初回分娩を迎える事を想定した計算で297千円/頭。
分娩が遅れた時を想定しても、恐らく350千円/頭の間にははいるんじゃないかと思う。
育成費用はこんなもので正しいかどうか?また、わかる人に確認を取って見ないといけないと思うけど、ここに算出した費用を、先日行ったシミュレーションの育成費に活用して再計算して見ようと思う。
こうやって仮想群分けして、餌の設計をして見て費用を計算して見たら色々な事が見えてくる。
まずは群分け。今回の計画では教科書通り下の図の様に分けてみたけれど、実際には管理上もう少し群を少なく出来そうな印象。哺乳牛群は1群欲しい。そして、次の3-5カ月と6-8カ月齢の牛群は配合とアルファを同量で管理できるので給餌方法を選べば一緒にしても問題ない感じがする。
そして次の9-12カ月、13-15カ月齢は春季発動および種付け適期の牛群に分けたけど、これもアルファと配合を同量で管理できそうなので一緒に出来ると思う。加えて種付け後の育成後期と乾乳前、後期で良いんじゃないか?と思う。そうなると、5、6牛群で済む事になる。管理が楽になる。
こういう作業が、牛舎構造を構想する上で重要な要素になってくる。♀子牛が生まれる予測頭数、そして群わけの数、各牛群における子牛の身体の大きさ、必要になる餌の量とそれらを管理するスペース、牛の移動etc...
勉強になる。

2010/12/15

育成牛飼料計算

育成牛の飼料計算をしている最中。まずは要求量を洗い出して、要求量を充足するように餌を組み合わせていく。
ここで早速問題になるのが「群分け」。牛舎の状況や予算、牛の頭数によっていくつの牛群に分けれるかを考えないといけない。今回は教科書通りの群わけにして要求量を洗い出したけど、こんなに細かく分ける事は出来ないと思う。多分、哺乳牛、離乳~6ヵ月、7~13ヵ月、14~乾乳前、乾乳群(出来れば前後の2群)。理想は7群に分けたいけど、現実的には6群に分けれたら良い方かなぁ。5群も視野に。
まぁでも、現段階では育成経費の計算だから、細かく計算してナンボかなぁと思う。さてさて、いくらで上がるかなー。
購入飼料でやってる牧場の育成費用もリサーチしよう。そうしよう。
育成牛の要求量一覧
DG =日増体重
TDN=可消化養分総量
CP =粗タンパク

2010/12/13

シミュレーション(7,600kg/305d)

経営のシミュレーションをして見た。
牛群は7,600kg/305dayの初任牛を4半期毎に5頭ずつ導入した場合。
分娩間隔は430日。
泌乳量は、泌乳曲線から推測した。
飼料は既存の発酵TMR(41円/現物kg)と乾草(50円/kg)を使用した場合。
各費用は長野県下の酪農家の実績費用を参考にして辛口にしたものを使用。
家計費は毎月12万円とした。

結果。
経営利益     = -145万円
キャッシュフロー =     23万円

借金返せません。
しかも、2年目に入ると乾乳牛も出てきて収入減。
新規導入を考えんといけんくなる。
一応、育成牛飼養費と導入牛資金の積み立てはしてあるけど、
これは別に計算した方が良いなと実感。

乳量もう少し出せる牛群にしたいな。育成牛導入がキーポイント。
費用をもう少し考えんといけんと反省。

2010/12/11

Snow Board Wax

12月に入ってようやく雪を見て、いよいよかとテンションが上がりますが、滑りに行こうにも仲間と日程が合わず行けない日々に悶々としています。ホームゲレンデの木島平がオープンすれば一人でも毎日滑りにいっちゃいますが、まだオープンしてないので軽井沢とか、かぐらに行きたいけども、そうなるとさすがに一人より複数名で行きたいなぁって思うわけなのです。
そんな貯め込んだパワーを、今日は板のワックスにぶつけました。昨シーズン終了以来に取りだしたボード。保護ワックスをせっせとはがしてブラシでごしごしして滑走ワックスを塗り塗りしました。ビンディングも付けたし、もういつでも滑りに行けるぜ!ってな状態にしてあります。誰か誘ってください(笑)
日本では希少なRIDE DH LEをワクシング

2010/12/10

積雪10cm

昨日夕方から降り始めた雪。朝起きれば、ベランダの手すりに雪が積もり、一面真っ白な静かな朝でした。積雪は10cm。いよいよ雪シーズン本番って感じです。村の除雪車も道路の雪を掻きに来てくれました。今年の積雪は、例年よりも15日以上遅い積雪。確かに11月は暖かかった。ただ、まだスキー場を開くには足りない。木島平村の冬の興業「ウインタースポーツ」が盛り上がるにはもっと雪が欲しいなー。ちなみに、木島平スキー場オープン予定は12/23です。
中沢牧場 12/10 9:00 am

2010/12/09

今描ける夢

私は、中学2年生の時にTVでホルスタインの放牧風景を見て、そんな生活にあこがれて、酪農家になりたいと思い始め、何だかんだ10年が経った。農業高校の畜産科へ行き、農学部へ進学し、現在牧場で勉強させてもらっている。いろんな挫折があったり、目指すものも少しずつ変化してきたけれど、常に共通するものがあった。

「酪農を知ってもらいたい。」

サラリーマンの過程で育って、農業に触れる、知る機会なんてほとんど無かった。でも、ひょんなことをきっかけに酪農にのめり込んだ。結局、どんな環境に育っても、出会うか出会わないかでは選択の可能性が大きく変化する。
酪農って確かに辛い部分もあるけれど、それでも楽しい部分、感動する部分、美味しい部分、可愛い部分、辛い事よりもそれ以外の事がたくさんある事に気がついた。もっと多くの人に知ってもらいたいとずっと思っている。
そして、酪農を知ってもらう事、それは酪農家ができる最大の販売促進運動になると思う。農家は牛に手いっぱいで牛乳を委託する。でも、そこで終わりじゃない。農家にしか出来ない事がある。それは、酪農と牛と牛乳は一緒なんだって事を、牛乳を飲んでくれる人、普段飲まない人に知ってもらう事。そういう取り組みが、牛乳の消費を伸ばすと思う。
牛乳の消費が落ち込んできたから生産調整の依頼が農家に来る。農家は「もっと売る努力をしろ」と突き返す。それは違う。農家が牛乳を売るために何をして来た?そう思う。
酪農家にしか出来ない事がある。やるべき事をやらないでいた現実がある。そんな当たり前のハズの取り組みを、当たり前に行える酪農家になりたい。そう考えている。
臭い、キタナイ。そう言われて肩身が狭くなる。その現状を作りだしたのも酪農家。理解を求める事をしない。どんどん内に籠り、聞こえないように愚痴を言ってきた。知ってもらえば、一言で酪農家を評価する事なんて出来なくなる。確かに、臭い、キタナイ。けれども、牛は可愛い、牛がくれる牛乳は美味しい、チーズが食べたい。と、理解してもらう。そういう取り組みをしてこなかった農家。変わって行くべきだと思う。
こういった取り組みが、酪農家の未来を決める。
牛乳が売れない。なら売るための努力を。
地域に嫌われる。なら、好きになってもらう努力を。
私にとっては放牧も、乳製品の加工も、酪農教育ファームの認可も、ファームインも、酪農を広めるための手段。夢をかなえたい。そして、夢の続きを見たい。

そう今は思っている。
2009 中沢牧場 牛にも表情・感情がある

新婚宅

4月から研修させてもらえる富山の牧場も、結局は繋がりあっての出会い。大学からの友人が現在働いている牧場なのだ。彼は、大学から付き合っていたジョカノさんと今年秋にめでたく結婚。その新婚夫婦の暮らす家に度々お世話になったりする。先日の富山の時も飯と風呂を頂いた。本当にお世話になりっぱなし。世話焼いてもらいっぱなし。富山が決定しても、このアパートでルームシェアしたらいい!と冗談も言ってくれる。正直嬉しい。そんな、気さくで良い夫婦だ。今月、アパートを決めに行くとき、またお世話になります。
俺と同じ学年にして既に夫婦。うらまやC。

2010/12/08

飼料工場訪問

今日は、日中の休憩時間を利用して長野県中野市にあるグリーンフード株式会社へ行ってきた。そこで、社長さんに工場を案内してもらって設備を見たり、色々とお話を聞いたり、お話をしたりした。
大手と比較してしまうと、全然小さな飼料会社だったけど、様々な工夫や努力を感じ取れた気がした。俺は、自分の牧場で発酵TMRの利用を考えている。その発酵TMRを作っている会社が車で40分程の所にあるのは願ってもない好運で、しかも餌の質にこだわりが見えた。是非とも餌を使わせてもらいたいと思った。
酪農家と飼料会社は一心同体の関係で、切っても切れない縁がそこには出来上がる。まぁ、縁を切るなんて事をしちゃいけないけども、それだけの近い位置に居るんだから、「安くしろ」とか「ちゃんとしろ」とかを安易に言う事は出来ないと俺は思う。お互いを理解して、価格、質の要望はその先にあるもの。酪農家が苦しいときは餌屋も苦しい。逆もまたしかり。互いに支え合うそういう関係づくりをしていけそうだと感じた。
発酵TMRのメリット、デメリットをより一層把握できた今日。
なんだかんだ、ますます使いたいと思うようになった。

木島平スキー場のある高社山は今朝から真っ白。冬が始まる。


2010/12/07

次期研修先確定

今いる牧場での研修が来年3月31日をもって終了になります。その後、すぐに牧場を始めるには、段取りが確実に間に合わないので、その準備期間に研修をさせてもらえる所が見つかり、正式に研修をさせてもらえる事が決まりました。
1年間と短い期間の研修になりますが、起業に向けた良いシュミレーションをさせてもらえる牧場だと見ています。牛群規模、搾乳体系、飼養管理がまさに最初に狙っている形。更には、後々の目標である、乳製品加工や教育ファームもやっているので、今から学びたいものが多くみつかっていて、24時間/dayで足りない様な感じがしています。そして何より、若い従業員さんが多い。実は、大学の友人もいる。そんなこんなで、日夜「あーでもない、こーでもない」と気楽に討論出来る環境は、頭をフル回転させるにはとっておきの場所になる予感がしている。
そして何より、搾乳牛群を一任してくれるとの事。給与飼料、搾乳手順などなど好きにやってみな!と背中を押してくれる研修先だ。1年目、ましてやまだ働いてもないのに「酪農で起業するなら応援してやる!」と、そこまで言ってくれる。すでに本当に言葉で表せないくらい感謝している。
って言っても、最初は何も出来ない身なので、まずは早く仕事を覚える。話はそれからだろうと思う。自分を大きくしない。そこが大切だと思う。余計な時間を使ってしまわないように、地に足を着けて自分のやるべき事を、出来ることをしっかりやる。それこそがシュミレーションになる。起業した時の気持ちで向かう。失敗は許されない。1度の失敗が人生を大きく左右する。そんな練習が出来るのは本当に恵まれてる。
人脈、本当に重要だと感じた。
研修が決まった「新川育成牧場」@富山県

2010/12/04

積雪1cm&分娩

昨晩0時頃から雨は雪に変わり、朝起きてみたらうっすらと湿雪が積もっていました。今も日陰には残ってますが、天気も良くなり、日向の雪は既に溶けています。ここよりも標高が高い竜王や志賀高原は真っ白だ。志賀高原は今日、オープンな様なので、恵みの雪になったと思います。

こんな中久しぶりの分娩がありました。しかもメス。安産でした。良かった。寒くなった時期に生まれる子牛は、みんな鼻が赤くなります。これをみると、赤鼻のトナカイはあると思います。

中沢牧場 哺乳ペン にて

2010/12/03

薪割り

ここ2週間程、毎日薪を割っています。その甲斐あってか、残り1/4ほどまでになりましたが、まだまだ先は長そうです。大きな丸太から小さな丸太、枝木まで割っては積んでを繰り返しています。そして、もう少しで薪小屋に入りきらなくなります。写真の右奥に見える通路部分を最後に埋めていきます。そこまで割ったら薪割りノルマ達成になります。
薪を割るのも大変だけど、これだけの薪を崩さないように2mの高さに積み上げるのは本当に最初は難しかった。でも、かなり安定させて積み上げる事が出来るようになりました。これ、いきなり倒れてきたら、相当危ないですからね。責任重大です。重要なのは重心だって事。頭使いながら積み上げていくと、これがまた面白いっちゃ面白かったりします。
さて。残り1週間か・・・雪が降るまでになんとかしたいと思います。頑張ります。
中沢牧場薪小屋 12/3 AM 現在

2010/12/02

営農計画

今日は、朝搾乳が終わって朝ごはんを食べた後、農業改良普及センターへ行ってきました。内容は、起業に向けた営農計画の説明。具体的な資料を貰う事が出来ました。
そして、こちら側から現状報告。決意表明と、今後の動きを確認しました。また、来年春からの動向の意思表示もしてきました。
安易に作成してみたキャッシュフローの計算書は、自分で改めて見てもゴチャゴチャで、誤字脱字のオンパレード。厄介なものを提示してしまったと痛く後悔。提出書類はちゃんと確認して出さんとね。不信感を与えてしまう事請け合い。ほんと気をつけよう。ま、でも、色々アドバイスをもらう事が出来たし、何より面白くなってきた。
年明けの1月に改めて計画書を見てもらう事になった。改めて費用を見直して、作りなおして見てもらおう。牛群の能力も7600kg/305dで、しっかり作ってみる。費用の裏付けに時間を費やそう。頑張るど!
数字とにらめっこ。計画と演習が企業には重要。

2010/12/01

『本当の豊かさってなんですか?』

11.29(月)に長野市の【Slow CAFE ずくなし】さんの2Fをお借りして【Nagano World Cafe】の活動を行ってきました。時間は当初18:00-21:00の予定でしたが、終わりが22:30に伸びてしまいました。まったりと始まって、余韻を楽しみながら終わりを迎えるワールドカフェ。私達Nagano World Cafeが主催するワールドカフェは今回が2回目で、未熟なサークルですが、ワールドカフェを多くの方に体験してもらいたい。そして何より、私達自身がワールドカフェを楽しんでいます。

今回のテーマは『本当の豊かさって何ですか?』。

どうでしょう?みなさんはなんだと思いますか?たぶん、聞かれてズバッと即答出来る方は、そんなに多くは無いと思います。こんな、身近なフレーズだからこそ、普段考える事をしない。そこをみんなの価値観と考えを聞きながら自分なりの答えを出していくことが出来る。それがワールドカフェの魅力だと思います。

ここからは、今回のワールドカフェで私が感じた事。考えた事。感想です。
「豊か」とはよく言ったものの、豊かさを感じるのは人それぞれ違いがあります。途上国の人たちは、電気も水も望まずとも使えるような生活をしている人を豊かだなぁ。と感じる様に。一方で日本人は、農村の自然に囲まれたゆったりとした時間の中で生活する人、その表情などに豊かさを感じる人が多いように感じます。それらは一見、違う価値観から来る豊かさの捉え方の違いに感じます。しかし、どちらも、『心を満たす』ことを目的としているように感じられました。

お金がある事、モノがある事、時間がある事、交友関係が広い事、生活に困らない事、自然と生きる事。全て、心を満たすための手段で有るように感じました。つまり、【豊かさ=心満たされる事】なんじゃないでしょうか。

では、『本当の豊かさ』とは何でしょう。『本当の』というフレーズが付くだけで、急に難しくなります。私達が、話し合いの中で多くの考えや思いを言葉にしたとき、【本当の豊かさ ≠ 最後に感じる豊かさ】ではないかと感じました。本当の豊かさを感じるのは、一番最期、人生を振り返る瞬間に感じるのではないかと思いました。自分の人生を振り返った時に、自分が恵まれていた部分を見つけ出す。多くの人の愛を感じた、夢を掴んだ、やりたい事をやりぬいた、家族に恵まれたetc...最後に自分の心満たす何かを見つけた時、『本当に心満たされる瞬間』に出会えのではないかと考えました。

これがきっと『本当の豊かさ』ではないか?そう私は感じました。


今回は、前回から1人増えて7人でのワールドカフェ。2つのテーブルを作る事が出来ました。集まってくださった方に、本当に感謝。至らない点が多く、まだまだなサークルですが、メンバーの空いた時間を持ち寄って、少しずつ前へ進めているように感じています。

次回は1月中旬頃の平日開催を予定しています。会場は高い確率で今回と同じ「Slow CAFEずくなし」になると思います。テーマは『何のために人は働くとおもいますか?』です。興味を持った方、コメントでもくれると喜びます。
2010.11.29 Slow CAFEずくなし2F ワールドカフェ開催後

ブログ移動しました

こんにちわ。
何度目の移動になるかわかりませんが、懲りもせず再びBlogを移動しました。
お手数ですが、お気に入りおよび、リンクアドレスの変更を『リアル牧場物語』へお願いします。
度重なる変更でお手を煩わせてしまいますが、今後ともaochanのブログをチェックしていただければ幸いです。今後、順次Blogを装飾していきたいと思ってます。よろしくお願いします。

今回は上手にBlogを運営できるだろうか。頑張ります。
HPの更新もカナリ滞っていますが、構想は膨らんでいます。
Blogよりも一層気まぐれの更新になってしまいますが、HPのチェックもしていただけたらありがたいです。
『HP:aochaaaaaan.cow』

さて、なぜ、今回Blogを移動させたのか。
一つ目の理由。
前回のBlogは携帯利用にも多少考慮しての更新を狙いました。携帯電話からの更新は、写真も多く出来て、更新頻度も高くすることができて、アクセス数も右肩上がりに増えたし、多くの方にチェックしていただく事も出来ました。しかし、農作業をしていると、携帯電話のカメラに傷が入り、白く濁った写真ばかりになってしまい、なんとも言えない気持ちになっていました。
個人的にはやっぱりパソコンからの利用を主体にしていく方が、情報量も多く出来るし、デザインも豊富。何より楽しく更新できるので、以前も使って具合が良かったgoogleのbloggerに戻しました。
二つ目の理由。
知っている方はご存知ですが、現在酪農での独立に向け行動をしている所です。
しかし、酪農をやる上で身近に親族も無く、さらに未婚の新規参入者を受け入れてくれる地域は想像以上に無くて困難な事を思い知らされていました。
そんな中、今いる木島平村で候補地を見つけ、普及センターや村の方々が起業に向けてかなりの力で背中を押してくれています。そういう境遇に置かれた時、いよいよ本当に牛と、そして身寄りの無い土地での生活を一生続けていく覚悟に迫られ、腰が引けてしまっていました。
日々自問自答。『最後に決めるのは自分』って思いながら、考え続けて出た答え。それが『ここ木島平村で牛と生活をしていく』というでした。
結局まだ、候補地も村の所有地ですし、議会を通らないとその土地を利用していくことは不可能なわけですが、ここで牛と生きるって覚悟の上に、なんとかここで酪農を始めてやろうと思います。
そんな様子をこのBlogで発信し、農業をやりたいと考えている方を始めとして、酪農を知らない方、田舎暮らしにあこがれる方etc...が、それらをイメージする為の材料になるようなBlogにしていけたらなぁ。なんて思ってます。
もちろん、今まで通り、私の趣味やショーモナイ事、日常も綴っていくので、上手くカテゴライズしなきゃと思ってます。見てくださる方も、このBlog内にある『ラベル』機能を駆使して、情報を選んでいただけたらと思います。
二つ目の理由はこんなところです。

なお、字をもっと大きく!ここが見にくい!リンクお願い!などご意見ご要望ございましたらコメントでも下さい。

それでは、またよろしくお願いします。

新潟大学フィールド科学教育センター村松ST にて
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