3月3,4日とスノーボードのキャンプに行ってきました。
今までも、ずっとプロボーダーが主催するキャンプに参加したいと思うも、一人で参加することに抵抗があって渋ってきました。が、ボードテクニックに行き詰まりを感じていたので、今回は思い切って参加してきました!参加の決め手となったのは、普段からYouTubeで楽しそうにボードを滑っている動画を公開してくれている谷口尊人プロが主幹だったことが大きいです。
場所は長野県木島平村の木島平スキー場。2年間だけですが、木島平に住んでいた時に足しげく通い詰めたスキー場でのキャンプでした。
参加1分めから、発見の連続で、正直びっくりしました。「あなたがやってるのはカービングターンですか?それともエッジターンですか?」的な問いかけでハッとしました。カービングターンって知ったつもりで滑ってきたけど、その違いを表現できない自分に気付かされるスタート。
カービングターンは「曲がるターン」じゃなくて「削るターン」。雪面を正しくえぐって滑れれば、どんな斜面でも板をコントロールできる。そのために大切なのが、中心をとること。正しく低い姿勢を作れること。先行動作を正しく意識して行うこと。抜重と加重のタイミングと強さ。この点をしっかり意識することで、一気にすべりが変わったと思います。
ただ、今まではその時々に合わせた「正しい」体の状況を分かっていなかった。その「正しい」を体の仕組み、構造、から理論的に教えてもらえたのがとてもよかったです。その考え方を教えてもらえたのは、今後の自分のすべりを考える上で主軸になることばかりでした。
滑りが変わればキッカーも変わる。2日目の3時以降はキッカーに入っての練習をさせてもらいました。まず、キッカーのリップに向かうまでの安心感が全然変わったし、リップでの踏み切るタイミングと強さの調節、スリー回す時の先行動作の安定感。なにより今までは空中でバランスを取るのにいっぱいいっぱいだったのが、一気に自由になった感じがたまらなく爽快でした。様は、今まで重心を深く保ったり、エッジをその場に合わせてつかえてなかったから、いっぱいいっぱいだったんだなぁと実感。そのいっぱいいっぱいから解放されたことで、リップに向かうまでの先行動作をいしきしたり、踏み切りのリズムを意識したりできるようになって、さらにエッジの使い方を覚えたことで、スピンの先行動作を入れてもずれなくなる。すごい発見でした。
滑りが変われば遊び方も変わる。本当に上達して高いレベルを目指すなら、もう一度基本の滑りを練習することは、絶対にステップアップを助けてくれると感じました。
今回キャンプに参加できたことは本当に大きかったです。ストイックなキャンプ内容でしたが、その雰囲気は逆に自分の性格にマッチしていたこともよかった。常連の先輩がいっぱいいることもよくわかりました。
練習して来年もまた参加したいなぁ。
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