今日、牧場で搾った山羊乳を使ってチーズを作っている職人に
「青沼さん!今年はチーズの出来がすごくいいです!」
という言葉をかけてもらいました。
と、いうのも、昨年秋から山羊の飼養設計担当を担っていました。
昨年の山羊乳は、乳成分も乳脂率が3%を下回り、
チーズにする際のカードの凝集も悪く、歩留りも10%程度でした。
当時は山羊乳だからなのか。とチーズ職人もあきらめムードがありましたが、
昨年秋に、やっぱりもっと乳質が改善できないか?と相談を受けていました。
そこで、エサの設計を当時の担当から変わってもらい、大幅に内容を変えました。
丁度乾乳に入るころだったので、メニューを変えるにはちょうど良かったです。
乾乳中に腹を作り直して、現在泌乳が始まって約1か月。
乳成分は乳脂肪がAM3.8%、PMが5%でした。
そして、チーズにした時の歩留りが13%に大きく改善して
なにより、作っているときのカードの反応がすごくいい!とほめてもらえました。
生産しているものとして、使い手、さらには食す人が「良い!」と思ってもらえる事、
そして、それを伝えてもらえたことは本当に嬉しいことなんだなぁ。と実感。
これまで勉強してきたこともズレてないこともわかりました。
そんな嬉しいことがあった、今日なのでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿