ホルスタインの育成牛を全購入飼料で自家育成した場合の費用を出して見た。
24カ月齢で初回分娩を迎える事を想定した計算で297千円/頭。
分娩が遅れた時を想定しても、恐らく350千円/頭の間にははいるんじゃないかと思う。
育成費用はこんなもので正しいかどうか?また、わかる人に確認を取って見ないといけないと思うけど、ここに算出した費用を、先日行ったシミュレーションの育成費に活用して再計算して見ようと思う。
こうやって仮想群分けして、餌の設計をして見て費用を計算して見たら色々な事が見えてくる。
まずは群分け。今回の計画では教科書通り下の図の様に分けてみたけれど、実際には管理上もう少し群を少なく出来そうな印象。哺乳牛群は1群欲しい。そして、次の3-5カ月と6-8カ月齢の牛群は配合とアルファを同量で管理できるので給餌方法を選べば一緒にしても問題ない感じがする。
そして次の9-12カ月、13-15カ月齢は春季発動および種付け適期の牛群に分けたけど、これもアルファと配合を同量で管理できそうなので一緒に出来ると思う。加えて種付け後の育成後期と乾乳前、後期で良いんじゃないか?と思う。そうなると、5、6牛群で済む事になる。管理が楽になる。
こういう作業が、牛舎構造を構想する上で重要な要素になってくる。♀子牛が生まれる予測頭数、そして群わけの数、各牛群における子牛の身体の大きさ、必要になる餌の量とそれらを管理するスペース、牛の移動etc...
勉強になる。
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